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トップページ>>イベントレポート>>プラネタリウム特集レポート〜2007年10月13日(土)

KAGAYA画伯・加賀谷玲先生関連展示会・イベント情報

※上記画像は許可をいただいて掲載しております。他への無断使用は禁止です。

毎日放送発全国ネット『知っとこ!』内で紹介!!

全国ネットで良かった♪こうしてテレビなどのメディアでの特集は地域限定で放送されてるものが多いので見れないことが多いから…。昼夜逆転の生活のせいか、体内時計も狂い始めた私は、ほとんど寝ないままきっちり7時に起きてスタンバイ☆いつもだったら熟睡中です…。何年か前、KAGAYA画伯が南極に行かれた時もこうして朝早く起きて頑張ったなぁ(懐かしい〜)。
今回の特集を見逃した方に少しでも幸せのおすそ分け♪テレビで特集されていた内容を書き起こしましたので、読んでみて下さい(^_^)

進化するプラネタリウム
ナレーション: 大阪市立科学館では、この行列!(300名!!)。実はこれ、今大人気のプラネタリウム作品『銀河鉄道の夜』を観に来た人たちだったんです。昨年公開のこの作品、プラネタリウム番組としては異例の大ヒットをとばし、これまで日本国内20館、現在も13館でロングラン上映されています。
『銀河鉄道の夜』は皆さんもよく知る童話作家、宮沢賢治の代表作で、孤独な少年ジョバンニが幻想の中で天の川に沿って走る銀河鉄道に乗って旅をする物語。それを全天周ドームに投影するプラネタリウム作品として制作したものなんです。
これを作ったのが、星座や宇宙のイラストで知られているCGアーティスト、KAGAYAさん。子どもの頃、お母さんに読んでもらって以来、ずっと抱いていた銀河鉄道に乗ってみたいという憧れ。4年前に観たプラネタリウムの映像が、KAGAYAさんの心に火をつけたのです!
KAGAYA画伯: 銀河鉄道に乗ってみたいという子どもの頃からの夢が、この映像を使えばもしかしたら叶うのかなと思いまして。このプラネタリウム映像を見てから、作りたくていてもたってもいられなくなりました。
ナレーション: それからは何かにとりつかれたように精力的に制作活動にのめり込んでいったKAGAYAさん。さらに宮沢賢治のふるさと、岩手県花巻には何度も足を運び、銀河鉄道のモデルとなった岩手軽便鉄道の廃線跡を訪ね歩きました。
KAGAYA画伯: そこに行って少しでも宮沢賢治さんの当時の何か手がかりになるものをかけらでもいいから見つけてみたい思いがありまして。
ナレーション: また、かつて岩手軽便鉄道で使われていた機関車が愛知の明治村にあると聞けば、わざわざかけつけ、一日中その機関車に乗り続けました。
KAGAYA画伯: いろんなことを調べたり話を聞いたりしますと、非常にゆっくりしたスピードで走る機関車だったんです。そんなスピードで走ってみたら、景色がゆっくり流れて線路端に咲いている花もよく見えるようなそんなゆっくりしたスピードだって事が実感できましたね。
ナレーション: こうして徐々に自分の夢を形にしていったKAGAYAさんですが、問題は、初めて取り組んだプラネタリウム映像。これをドーム一杯に写すことはとても大変なことだったのです。
KAGAYA画伯: 緻密なドーム映像は、解像度がハイビジョンの8倍くらいあるんですね。全編を仕上げるのに約7万枚近くのコマが必要だったので、一台のパソコンで仮に計算したとしたら、約8年の期間がかかると。これではとても公開には間に合わないので。その時間が迫ってくるのと、上手くいかないので本当にちょっとパニック気味になった時もあります。
ナレーション: 最終的に24台のパソコンをフル稼働してなんとか完成にこぎつけた銀河鉄道の夜。KAGAYAさんが最初に作ったこだわりのシーンはこちらだそうです。
→『銀河鉄道の夜』DVDで言うと、
≪チャプター2:銀河ステーション/6分48秒からのシーンが放映≫
KAGAYA画伯: その沢山咲いているりんどうの花畑の中を銀河鉄道が走ってゆくシーンがあるんですね。この風景が私は本当に子どもの頃から夢に描いていて、何度も何度も頭の中で想像してきた場面なんですけど、あの夢が本当に目の前に現れて、自分が夢の中に飛び込んでしまったような本当に幸せな体験ですね。
ナレーション: KAGAYAさんが作った銀河鉄道の夜はどこか幻想的でありながら、実写のように緻密。まるで本当に列車に乗っているかのような不思議な感覚がこれまでのプラネタリウム作品にはない、斬新な魅力となって多くの人を惹きつけています。

銀河鉄道の夜の魅力

銀河鉄道の夜DVDボックスプラネタリウムについての特集でしたので、銀河鉄道の夜については約5分間。こんなに短いのに、十分にその素晴らしさが沢山の方に伝わったのではないかと思います。これでまたファンの方が増え、プラネタリウムに足を運ぶ人が増えるでしょう(^_^)
番組キャストの方々も、KAGAYA画伯が最初に作られたこだわりのシーンを見て、『おぉぉ!』と声を上げられていました。あのシーンこそ、プラネタリウムで観てほしいですよね。本当にすぐそばを銀河鉄道が走っているような感覚が体験できます♪最初にプラネタリウムで観た時、あまりに感動して身動き一つしない感じで画面に釘付け&体中がじーんとして鳥肌たってました。

東京・池袋にあるサンシャインスターライトドーム『満天』はリニューアルしてたんですね!びっくりです。ステキなプラネタリウムに生まれ変わった『満天』でも、また銀河鉄道の夜をしてもらえたらいのになぁ…。東京に行った際にはぜひまた観たいです!